当工房の調べ緒には3種類のグレードがあります。
どれも本麻を使用してますがやはり上のグレードには良い麻が使われていて、実際に比べてみないことには体感出来ないとは思います…
なので特選グレードと上本紅グレードの小鼓の調べ緒をアップで撮りました。
特選は艶があり、滑らかな風合いが見てもらえると思います。
代わって上本紅ですが隣で比べてしまうと少しゴワつき感が分かってもらえるでしょうか?
小鼓の場合、音の変化を調べ緒の締め付けで調整するので、この滑らかさが音の違いにも出てきたりもします。
あと調べ緒を握る手のひらにも優しいですしね。
あと滑りが良いので皮の部分の通い穴にも優しいので少しではあると思いますが皮の漆などの痛みも若干マシになるかと(^_^;)
ただ小鼓の皮は年代物の方が良い音が鳴る傾向がありますので古いもの程大事にしたいですね。