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お褒め頂きました!
先月の事ですが、約3年振りに大皷の調べ緒のご注文を頂いた有名な先生から(その3年の間は違う工房の調べ緒をお使いになっていた様です) 調べ緒到着後に師匠にお電話を頂きまして、その会話の中で「今回送ってもらった調べ緒の出来は良かった」と褒めておられたよ と師匠に教えて頂き、しかもその調べ緒は私が作らせて頂いた調べ緒でして、感激しました!
最近は師匠にも褒めてもらえる事が多くなり、大きな舞台などで演奏されてる先生にも褒めてもらえ、これからも着実に技量を上げていかなければと肝に据えて頑張って行こうと思います(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!
まだまだ未熟な所も多いですが、お褒め頂いた言葉などを支えにより一層 良い調べ緒を作っていきます!
(画像の調べ緒は飛切りグレードですが、お褒め頂いた先生に送らせて頂いたのは超特選グレードでした。)
京都の宮川町にて
阿波踊りの太鼓の…
書籍取材(^o^)
調べ緒の違い
当工房の調べ緒には3種類のグレードがあります。
どれも本麻を使用してますがやはり上のグレードには良い麻が使われていて、実際に比べてみないことには体感出来ないとは思います…
なので特選グレードと上本紅グレードの小鼓の調べ緒をアップで撮りました。
特選は艶があり、滑らかな風合いが見てもらえると思います。
代わって上本紅ですが隣で比べてしまうと少しゴワつき感が分かってもらえるでしょうか?
小鼓の場合、音の変化を調べ緒の締め付けで調整するので、この滑らかさが音の違いにも出てきたりもします。
あと調べ緒を握る手のひらにも優しいですしね。
あと滑りが良いので皮の部分の通い穴にも優しいので少しではあると思いますが皮の漆などの痛みも若干マシになるかと(^_^;)
ただ小鼓の皮は年代物の方が良い音が鳴る傾向がありますので古いもの程大事にしたいですね。